実用新案出願と特許


実用新案
◇メリット:無審査で数ヶ月で登録できる。特許よりも出願にかかる費用が安い。
◇デメリット:権利行使の前に事実上の審査を受ける手続が必要になる。従って登録になっても「使える」かどうか未確定。

 

特 許
◇メリット:審査を経て登録になるため、即権利行使ができる。実用新案権よりも強く長い権利(出願から20年)。
◇デメリット:実用新案と比べて権利取得までに時間と費用がかかる。

 

一般的にはライフサイクルが短い商品の場合は実用新案が適しているといわれています。 もしも、実用新案での出願後にその商品に対して長期間の強い保護が必要となった場合には、実用新案登録を特許出願に切り替える方法をお勧めしています。

 

商品の権利保護を実用新案にするか特許出願にするか、もしくは出願せずにノウハウとして社内に保持しておくか、などの検討の際にもお気軽にご相談ください。